残クレ支払い途中でも新車に乗り換えは出来る

今現在に自動車ローンや残クレ(残価設定型クレジット)をご利用している方は支払い金額に満足されていますか?

「低金利の時に契約すればよかった」とか、「頭金をもう少し多めにしておけばよかった」など後悔や失敗したかもと思っている方もおられるかも知れません。

途中解約や変更が出来ないのかなど、と考えてみた方もおられるのではないでしょうか。

今になって支払いの金額設定に失敗したかも? とか、

自動車のオートローンは、均等払いや、ボーナス払いなどありますが、さらには支払いを自由返済する方法や、自動車の残価を設定した残価設定型クレジットなど様々な支払方法があります。

中でも最近は残価設定型クレジットで車を購入される方が増えてきました。

残価設定型クレジット(残クレ)では3~5年の支払い契約で設定されていて、たとえば5年契約ならば新車購入から5年後に乗換えで車両返却か、残りの残価でその車を買取るのかを選択するという契約となります。

皆さんはクレジットが契約だからと言って「5年間の契約が終わるまで支払い続けなければいけない」と思っておられるかもしれませんが・・・

実はそうでもないのです!

残価設定の契約期間中でも解約して自動車を乗り換える事は出来るのです!

 

そんなこと出来るの?

出来るんです! これからご説明してみようと思います。

 

 

残クレを途中解約して新車に乗り換える

 

残価選定クレジットの支払い契約途中でも新しい車に乗り換える事は出来るのです。

どうするの?

とお思いの方もあるかと思いますので簡単にご説明いたします。

簡単に言いますと、ローンの残りの残債金額を一括返済すればクレジット契約は終了して、車両は自分のものになりますので乗り換える事は出来ます。

そうですよね。残金を返済すればいい事くらいは解ってますよね。

 

ではどうやって残金を完済するのでしょうか。

方法は人それぞれのパターンがあるので、「この方法で出来ます」というわけではないのですが、わかりやすい一例を作ってみましたのでご紹介いたします。

 

30代4人家族のAさんの内容

Aさんは軽自動車ハイトワゴンの、〇ーBOX新車を残価設定型クレジット(残クレ)で購入されていました。

すごく人気のある車で街中で見ない日はないくらい多く走っています。Aさんは人があまり乗っていない色にすればよかったと少し後悔していたようですが車には満足していました。

平成29年7月に新車で購入して5年の残価設定クレジットでした。今現在34ヶ月目でもうすぐ初めての車検がやってきます。

今乗っている車はモデルチェンジ前の旧型モデルで、衝突安全装置が新型車より劣っているタイプでしたのでAさんは、安全装置の充実した新型モデルがいいな~と思っていました。

でもまだ購入して3年も経っていないし、クレジット契約も5年で組んでいたのでもう少し我慢するしかないのか・・・・と思っていました。

そんな時にとある自動車販売店で「残クレ途中でも乗り換えは出来ますよ!」と言われました。

「えっ? ほんと?」

お乗りの車種は中古車市場でも人気の高い車種ですし、下取り金額も高額が期待できると思いますよ。

一度試算をして見積もりを出してみましょうか?

 

という事でAさんは安全装置の充実した新型車で見積もりをしてもらいました。

乗換えの試算内容は次のようになりました。

※(わかりやすいように今乗っている車両と同じ金額に合わせて見積りしました

 

新型車での残価設定型クレジット見積もり

 

新型車の残価設定クレジット購入プラン
購入総額 頭金なし所要資金 183万円
支払い回数 60回
月々均等払い 25,400円
最終回支払残価金額 55万円
金利手数料 3.5%

頭金なしでゼロから始める、新車購入の残価設定型クレジット試算がこのようになります。(今乗っている車の支払い計算も同じという事で考えてください)

 

 

Aさんの場合はローンの組み替えで新車乗換えになります。

今乗っている残クレの残金精算をしないといけないのです。

残債金額と、下取り金額を見てみましょう。

 

今乗っている車のクレジットは、60回払いの残価設定型クレジットです。

月々25,400円で34回支払いが終わったとします。

残り回数と月々金額を掛けると、残りは25ヶ月分で単純に635,000円。(金利分は考えずに単純計算です)

5年後の残価金額(最終支払)が、550,000円。

という事は、残一括返済をしようとすると1,185,000円になります。

(単純計算ですが、実際には金利分の差引がありますので減額されます)

今乗っている車の残債額
購入総額 頭金なし所要資金 183万円
支払い回数 60回
月々均等払い 25,400円
最終回支払残価金額 55万円
金利手数料 3.5%
月々支払い残額25ヶ月分 635,000円
残一括支払い金額 1,185,000円

 

このように今乗っている車のローン一括返済をしようとすると、1,185,000円(単純計算)になります。

 

そんなに残っているの?

はい、このような金額になります。

 

今乗っている車の下取り金額はいくらになるのでしょうか?

査定をして算出した金額は次のようになりました。

カーディーラーでの商談査定で、下取り金額は80万円の金額がつきました。

残債額には程遠い金額で、差額が385,000円

下取金額とクレジット残債との差額は、次のクレジットに繰越で組み込んで計算してみましょう。

 

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残債額を上乗せしての乗換え残クレ試算

 

乗換えで組換えの残価クレ購入プラン
購入総額 頭金なし 183万円
下取金額・残債差額 繰越金 385,000円
合計所要資金 223万円
支払い回数 60回
月々均等払い 32,700円
最終回支払残価金額 55万円
金利手数料 3.5%
下取車の金額 80万円

このような金額になりました。

当然ですが残債差額金額を上乗せしているので、月々支払いの金額は以前より高くなります。

月々32,700円になり、7,300円高くなりました。

この金額が高いと思うのか、この位はしかたないのかと思うかは人それぞれだと思います。

 

Aさんの乗換えメリット

★新型の新車に乗り換えられるという事。

★新型車で安全装置が充実するという事。

★車検を受けないので車検代も交換部品も必要ないという事。

★任意の自動車保険も車両保険で新価特約が続けられるという事。

このような事が新型車に乗換える(残クレ組換える)事で変わってきます。

車検代や交換部品にお金をかけて今の旧型車を今後乗り続けていくのか、車検の必要がない安全装置が良くなった新車に乗り換える方がいいのかの差額が、月々7,300円アップという事です。

 

今回の場合は人気の軽自動車でシミュレーションをしましたが、自動車の種類も多くありますし人それぞれの考え方もありますので一概にはどうとも言えませんが、一つの考え方だと思ってください。

もし下取り金額がもっともっと高額で買い取ってくれるところがあれば、次の新車に組み込むクレジットの支払金額は安くすることが出来ますよね。

 

チョット待ってください!

下取車の金額をあまり考えずに通り過ぎましたが、カーディーラー査定での80万円は最高値だったのでしょうか?

もっと他で査定してもらっていたら高額値が出ていたかもしれない・・・?

 

この記事で何を伝えたいのか?

短縮したい方は「まとめ」書いていますのでご覧ください。

 

 下取り金額調べや買取に「愛車無料査定」のガリバーをご利用してみてください。

皆様ご存じ大手の買取査定店「愛車無料査定」のガリバーであれば安心して買取金額の査定が出来ると思います。

 

下取り金額で次の残クレの月々支払い額が変わります

 

先ほどの下取り金額は80万円でしたが、果たしてその金額は目一杯の高値だったのでしょうか?

Aさんはカーディーラーの1店舗でしかまだ見積もりを出していませんね。

「では他のお店ではもっと高値で下取りしてくれるかもしれない?」

と考えるのは誰でもあると思います。

 

例えば買取店などがありますが、店舗に車両を持っていって査定してもらったり、出張査定などの方法もあり買取金額を提示してくれるのですが、そのお店で新車は購入できるのでしょうか?

新車販売をしていたとしても、そのお店では残価設定クレジットを扱っていないかもしれないし、低金利クレジットでの組み替えをしていないかもしれない。

 

低金利はカーディーラーがお勧め

私のお勧めは、新車はカーディーラーで買われる方がいいと思います。そして、クレジットの組み替えも低金利が使用できるような所を利用される方がいいと思います。

という事は下取り車もカーディーラーに下取りという事になるのですが、金額的に買取店の方が圧倒的に高額だったという場合はそちらに売ってしまった方が良い場合もあります。

買取店に売却する場合はクレジットの残債を一括返済しないといけませんので、その場合は自前で追い金が必要になるかもしれません。

そしてもう一つの方法はでは、買取店で新車を購入するという事です。この場合は残クレが利用できればの話ですが・・・

 

下取り金額を上げる方法

カーディーラーでクレジットの組み替えをする場合、下取り金額を少しでも高額にしたいと思いますよね。次のような方法はいかがでしょうか。

下取車を買取店で金額を出してもらう。

その金額を持って新車販売店に行き下取り金額の交渉をする。

高額下取りで、新車購入の残クレの組み替えをしてもらう。

又は、買取店の方が高額であれば買取店で売却して新車を購入する。

という方法です。

 

今までの内容で下取り車が80万円の場合の残クレ組換え試算でしたが、この下取り金額が高額査定で95万円だった場合の残クレ月々支払い金額は、29,900円で計算できます。

●下取り金額80万円だった場合は、月々32,700円でした。

●下取り金額95万円だった場合は、月々29,900円になりました。

(現在の支払い金額差は、4,500円アップ。)

査定をするお店によっては高額金額が出る場合もあるりますので、1件だけでの査定はお勧めしません。何ヵ所かで車を見てもらって金額を調べておく事をお勧めします。

 

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まとめ

 

今まで長々と書いてきましたが一体何が言いたのかと思われたかもしれません。

残価設定型クレジットの契約途中でも、下取り金額が残債金額とつり合えば新車に乗換えをすることが出来るという事です。

当然新しい車に乗るのですから、月々の支払い金額は多少の値上がりはあるかと思います。

その分新しい車に乗れるし、車検代や交換部品にお金をかけなくて済む。

古い車を乗り続けて車検代や交換部品を支払うと思えば、新しい車で月々金額の値上がりは仕方ないと思います。

 

乗換えの時期としては、新車から24~34カ月経過したころがお勧めです。

月々の支払い金額差をいかに小さい額にするかは、下取り金額で変わってくるという事です。

下取り金額を少しでも高くすることによって、月々の支払い金額を下げることが出来る。

そのためには、高額で買取ってくれるお店を選ぶという事です。

 

まずは自分の乗っている車の価値を知っておく事が重要になり、高額で下取りをしてもらえるように交渉できる材料(買取金額)を用意してから、新車購入の商談に行かれることをお勧めします。

 

下取り金額アップを期待するなら、下記のような買取店をご利用してみてください。

 

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webで愛車の情報を入力して複数の買取店に一括で申し込めます。

各店で査定をしてもらい一番高値を付けたお店で売却することが出来ます。

あなたの乗っている愛車を欲しがっているお店で査定をしてもらう事で、高値が付く可能性があります。お店によって車種の得意や不得意がありますので多くの買取店を見て選ぶようにしましょう。
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この一括査定買取りの方法でのお勧めは、次に乗り換える車の納期が比較的早く納車できる時に効果を発揮できると思います。おおよそ1カ月以内で乗換える場合で買取店を多く回り高額金額の付くお店で売却するという事です。
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は、あの通販大手楽天グループのグループ会社で、中古車買取・販売・中古車オークションの運営をされている企業です。

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自分の車の相場金額調べではなく、出品して設定金額を超えれば売ってしまうという事です。

オークションですので、レアな車両の出品であれば競り合いが多く期待できると思います。

 

ご利用方法は簡単です。

webで申し込んで楽天Car車買取(楽天Carオークション)から連絡があります。

出張査定と売却金額の相談等をしてもらって出品します。

自分の車がオークションで入札される様子もwebで見ることが出来ます。

最低希望落札価格を超えて最高値を付けた中古車業者に売却成立という事になります。

最低希望落札価格を超えなかった場合は、オークション最終価格に満足いただければご売却、満足いただけない場合は、無料でキャンセルできるようです。

成約後は、登録書類等と車両を引き取りに来てもらって、7営業日以内に売却代金がご自分の口座に振り込まれるという事となっています。

 

詳しい内容やご利用方法・売切り金額などは楽天Car車買取(楽天Carオークション)の担当者とご相談できると思いますので、詳しく知りたい方は連絡してみてください。

この楽天Car車買取(楽天Carオークション)は、自分の車を本当に売ってしまいたいと考えている方がご利用ください。

 

 

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ご自宅などで査定をしてもらって金額を出してもらう。 どちらもその場で契約する必要はないので一旦査定金額を聞いて後日検討して契約をすれば良いと思います。

大手買取店ですので自動車の名義変更やその他手続きも間違いなくされるので安心して契約が出来ると思います。
「愛車無料査定」のガリバー

この査定の場合の乗り換え商談では、次の車の購入商談に行く前に、予め下取り額の金額を把握する事が出来て、次の車購入の商談を有利に運ぶことが出来ます。 下取りに出す方が良いのか、それとも買取店に売却する方が良いのか査定金額で決めて頂ければ良いと思います。
「愛車無料査定」のガリバー

 

 

 

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40代のおっとり自動車セールスマンです。 自動車業界ではそれなりに一通り経験してきており、整備から販売までさせて頂いております。 整備士の資格や自動車査定士の資格もあり、中古車などの情報も得意分野であります。

自動車に関する私の知識や、お得な情報・損をしないカーライフなどを皆様にお伝えできればと思いこのブログを書いています。 皆様も知っている情報が多いかと思いますが、見て頂いた方に喜んで頂けるサイトを目指しています。

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